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放射線量を測定して内部被曝を防ぐ


東日本大震災福島第一原発事故


未曾有(みぞう)の大災害となった東日本大地震。
福島第一原発事故から、既に久しい時が流れていますが、放射能汚染の不安は解消するどころかますます広がる一方です。

ここでは自衛のために、正しい放射能測定のやり方を解説していきます



外部被曝、内部被曝とは?


放射線には性質の違う三種の、α線、β線、γ線、が存在します。
これらは順に到達距離が長くなりα線なら4cm、β線なら1m、γ線は光と同程度です。
さらに物理的遮断方法も異なり、α線なら紙一枚で、β線なら薄い金属板、γ線は分厚いコンクリートや鉛などで防ぐことができます

HOUSYASEN-TOUKA

α線 β線 γ線
距離 4cm 1m 光と同程度
遮断方法 紙一枚 薄い金属板 分厚いコンクリート

外部被曝


外部被曝は、到達距離が長くあらゆる物質を通りぬけるγ線
影響が強くなります。しかしγ線は距離の長さに応じてエネルギーが減衰していくので、放射線の高い地区から離れることで防ぐ事ができます。

内部被曝


内部被曝は、体内に取り込んまれた放射性物質が体外に排出されるまで放射線を出し続け細胞を傷つけます。そのため外部被曝より深刻な影響をもたらします。
距離が長く物質を通り抜けやすいγ線は、エネルギーを使いきらず体外に排出されるので、影響は少ないのですが、α線、β線は、飛距離が短いぶん体内で全てのエネルギーを使いきってしまう為、人体に大きな影響を及ぼします。

つまり、大気中の放射線濃度を調べるにはγ線を、食品など体内に取り込むものを調べるにはα、β線を測定できなくてはいけないということです。



放射能測定器の選び方・シンチレーション式/GM計数管式の違い


上記したように放射線には性質の違う三種の、α線、β線、γ線、が存在し、計測するにはそれに対応した測定器が必要となります。
一般的な測定器は、シンチレーション方式またはGM計数管方式がほとんどです。

シンチレーション方式
シンチレーション方式とは、γ線がヨウ化ナトリウムにタリウムを添加したNaI(Tl)を通過する際に分子が発する光の強さを測ることで、放射線エネルギーや線量率を測定します。

GM計数管方式
GM計数管方式とは、電離作用を利用して、空気中に生じたイオンの量を検出し強度を測定します。比較的安価で壊れにくいのが特徴ですが、放射線量を計測することはできますが、放射線エネルギーを計測することはできません。


不正確な機種の販売や詐欺が横行


放射線濃度の計測に必要な「放射能測定器(ガイガーカウンタ/サーベイメータ)」ですが、残念ながら、現在販売されている全ての機種が正しい放射線数値を表示する信頼出来るものというわけではありません。
それどころか、分解してみたら放射能を検知出来る装置が一切ついて無いものや、eBay、ヤフーオークションなどでは詐欺なども横行しているとも聞きます。
(*因みにネット上でよく見かけるドイツの
COLIY社ですが、こちらの会社は偽装しているようで実態は中国の深セン市にあると言われています)

PSEマークのないもの」や「製造国が明らかになっていないものや、中国製」のもの、「極端に安価な機種」などにはその傾向が特に強く、現に国民生活センターが発表した報告では、無作為に選んだ9機種全てで、正確な値を測定できなかったという結果となっています。



研究機関などが使用する正確な放射線測定器



TCS-172B(日本・日立アロカメディカル社)
日立アロカメディカル社の製品で、研究機関や自治体などでもよく使用されている放射能測定器です。テレビで放射能測定の模様を放映した際にもよく見かける機種なので、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ほかの線量計に比べ大変高価ですが、放射能測定器の事実上の基準と言えるほどの信頼性があります。

TCS-172B 価格・詳細はコチラ>>


PA1100 Radi(日本・堀場製作所)
文部科学省が利用している「はかるくん」と同じ堀場製作所の放射能測定器です。大変シンプルで専門的な知識がなくても微弱なγ線を、簡単に精度よく測定できる小型測定器です。
日本電気計測器工業会(JEMINA)より策定された、「工業製品の放射能汚染を確認する方法についてのガイドライン」にも適合しています。

PA1100 Radi 価格・詳細はコチラ>>


FOOD TESTER-G(ウクライナ・Sparing-Vist Center社)
チェルノブイリ原発事故により放射能測定の先進国でもあるウクライナの Sparing-Vist Center社が開発した放射能測定器。こちらの製品は世界中で信用されておりウクライナ軍ほか、世界中の大手スーパー等が利用しています。

FOOD TESTER-G 価格・詳細はコチラ>>


INSPECTOR +(米国・SEI)
米国 SEI社製。こちらもSparing-Vist Center社同様、世界中で利用されている放射線測定器大手のメーカーです。
主に世界中の輸入貨物の審査機関や大手スーパー等の食品関係機関に使用されており、日本国内では国交省の港湾輸出コンテナの放射線測定のためのガイドラインに沿った放射線測定器でもあります。

INSPECTOR + 価格・詳細はコチラ>>




命を守るには、信頼出来る機種を


上記の様な「公的な機関がお墨付きを与えてる線量計」は、大変高い精度があり、確実な安心を得ることが出来ますがやはりそれなりの出費も必要となります。
ですが、中国製等の全く当てにならない機種で測定したところで命の危険を回避することはできません。

このサイトを作るに当たって、色々な放射能測定器の比較サイト等を拝見させていただきましたが、驚くことに全く信用出来ない機種に「オススメ」などと謳ったサイトをたくさん見つけることができました。

そして、もしあなたが食品関係のお仕事をされているのであれば、是非ともこれらの機種を導入して、食品と同時に安全を提供していただければ、いち消費者と大変嬉しく思います。



農場の放射能測定(土壌調査)なら専門業者に依頼


もしあなたが農業を営まれているていて畑の土壌調査等で頻繁に測定を行う必要が無いのでしたら、核種分析研究所の
NAL 等の専門家に依頼することもオススメです。
こちらでしたら、測定器を購入するより安価で、確実に放射能濃度を調べることができますし、検査の結果を証明書として発行することも可能です。


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